端末側で行なう処理

サーバ上に配置されている仮想ディスクイメージを、シンクライアントが起動した時点でマウントしてOSをブートする方式のことをネットワークブート方式と言います。ネットワークブート方式は、ハードディスクをサーバ側に統合し、実行処理は端末側で行なうものです。つまり、OSやアプリケーションをクライアントのメモリ上に展開して、クライアント側のCPUとメモリを使って実行する方式です。
ネットワークブート方式のメリットとして、画面転送方式と異なり、アプリケーションの処理を端末側で行なうため、アプリケーションの互換性の問題が出にくいことが挙げられます。一方、ネットワークブート方式のデメリットとしては、端末起動時にアプリケーションを含めたOSイメージ全体がネットワークを流れるため、ネットワークへの負荷が大きくなってしまうことです。さらにネットワークブート方式では、端末上のアプリケーションで作成したデータが通常のファイル転送によってネットワークファイルサーバに保存されるため、その面でのセキュリティ対策も求められています。

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